意外と身近な内部統制

皆さんは、内部統制やコンプライアンス、IT統制といった言葉を聞いてどんな印象を持つでしょうか。聞き覚えはあっても、なんだか難しそうに感じる方が多いかもしれません。

確かに、内部統制の世界には専門用語も多く、言葉だけを聞くと少し難しく感じることがあります。しかし、コンサルティングの仕事では、専門性と同じくらい「相手にきちんと伝わること」が重要だと感じています。

コントロールソリューションズでは、お客様とのやり取りでも、難しいことをできるだけ分かりやすい言葉で伝えることを大切にしています。

専門用語を使えば短く説明できることでも、その言葉を知らない人には伝わりません。会話に参加している人の頭の上に「?」が浮かんだまま話が進んでしまっては、せっかくの専門知識も十分に活かすことができません。

では、内部統制をもっと身近なものに置き換えて考えてみましょう。

初めての仕事をするときに頼りになるマニュアル。実はこれそのものが内部統制の一環です。マニュアルの役割は、誰がその仕事をしたとしても、抜け漏れや品質のブレを最小限にとどめることにあります。

「誰が担当しても、決められた手順で正しく業務を進められるようにする」。このように考えてみると、内部統制は決して特別なものではなく、私たちが普段当たり前に行っている仕事の中にも存在しています。

他にも、こんな例があります。ダブルチェックをすること、上司の承認を得ること、パスワードを適切に管理すること、データの閲覧や編集ができる人を限定すること。普段何気なく行っているこうしたことも、会社の業務を正しく、安全に進めるための仕組みです。

専門用語を使い過ぎれば、身近な仕組みも難解なものに見えてしまいます。一方で、日常の仕事に置き換えて説明すると、「それなら普段やっていることだ」と感じられることもたくさんあります。

コントロールソリューションズで仕事をする中で、私自身も改めて感じているのが、専門的な知識を持つことと、それを相手に分かりやすく伝えること、その両方の大切さです。

内部統制やIT統制を「難しい専門用語の世界」で終わらせず、日々の業務の延長線上にあるものとして伝えていく。そして、お客様に「なるほど、そういうことか」と感じていただけるよう、寄り添いながら一緒に考えていけるコンサルタントを目指していきたいと思います。