[CASE2] 上場会社の新規海外子会社の内部統制対応

内部統制 / コンプライアンス

- Internal Control & Compliance -

[CASE2] 上場会社の新規海外子会社の内部統制対応

製造業製造業
形態親会社及び複数の国内および海外子会社からなる連結グループ
上場東証プライム市場
売上規模1,000億円

上場会社の新規海外子会社の内部統制対応
海外子会社の業務プロセス統制の文書化、業務プロセス統制(IT業務処理統制を含む)の整備及び運用状況の評価、不備に対する改善提言、監査法人への説明・対応

M&Aの結果、連結グループ売上高の一定割合を占める海外子会社グループが新規にJSOXの業務プロセスの評価対象となった。社内では英語で文書化等に対応する人材や余力がなかったため、弊社にご相談があった。
コストを抑え効率的に整備するために、提携するアメリカのコンサルチームと共同して、文書化と評価を実施した。まず、現地の規程や証憑を入手したうえで、オンラインのヒアリングを実施することによって、日本からリモートで業務プロセスの文書化と整備状況の評価を実施した。その後、アメリカのチームが現地に訪問して、コントロール頻度に応じてサンプル件数を決定し、25件等のサンプルで運用状況の評価を実施した。日本チームは、実際に行われている業務の状況や不備の内容を踏まえて、さらに内部統制の微調整を提案した。
その間、日本の監査法人のチーム、及びアメリカの現地監査法人のチーム両方に対して、評価および不備の状況を説明した。両監査法人と必要な内部統制のレベルを協議して内部統制の構築を行った。